【不要】ニッポン創業者株式ファンドはバックテストが上手な高コストファンド

日本の創業者銘柄に厳選投資!「ニッポン創業者株式ファンド」(SBI証券)によると、「ニッポン創業者株式ファンド」は、「創業者株式」に着目した米国の投資戦略を日本株投信で初めて採用したファンドだそうです。
交付目論見書を見ると、確かに創業者の存在にこだわった銘柄選定をしていそうです。
その分、柔軟な投資戦略を立てることはできないでしょうが。

銘柄選定基準は、原則として、下記基準をすべて満たす企業とします。
A:創業者が社長、最高経営責任者、会長など企業経営の重要な決定権を持ち、経営している企業
B:創業者が自社の株式を保有していること
C:日本の金融商品取引所に5年以上上場している企業

投資対象には、Japan Founders Strategy(JFS)というものを据えているらしく、バックテストのデータを持ち出してきて、JFSは過去のパフォーマンスでTOPIXや日経平均株価に勝っているとしています。
残念ながら、実際の運用では、TOPIXや日経平均株価のリターンを上回ることができていませんが…
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Yahoo!ファイナンスで過去2年を比較するチャートを作ってみましたが、「ニッポン創業者株式ファンド」がTOPIX日経平均株価を上回ることができていないどころか、下方推移しているのがわかります。
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そのうえ、このファンドはネット経由での注文でも1.08%の買付手数料を取る高コストファンドです。
信託報酬は1.6578%で、モーニングスター調べの実際の経費率は2.12%です。
高いコストを払ってまでこのファンドに投資する旨みは全くありませんので、ご注意ください。
純資産総額はファンドが始まって数か月したころがピーク(24億円)で、現在は4.8億円ほどと順調に右肩下がりを続けているので、そのうち繰上償還されるかもしれませんね。

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