【過去5年】「高コストインデックスファンド」状態だったコモンズ30ファンド

コモンズ30ファンドは「30社程度の進化を続ける優良企業に集中投資」、「ゆっくりとしっかりと育む長期投資」などとうたっているアクティブファンドです。
カテゴリーはモーニングスターによると、国内大型グロースだそうです。
運用は独立系運用会社のコモンズ投信が行っていますから、良くも悪くも有名なファンドです。
アクティブファンドの価値は投資理念ではなく、リターンであったり、運用の効率性(シャープレシオ)で決まりますから早速見ていくとしましょう。
以下にあるのは、過去5年のチャートを比較した図です(Yahoo!ファイナンスで作成)。
青色がコモンズ30、それに寄り添っているのがTOPIX赤色はひふみ投信、リターンが300%ぐらいになっているのがSBI中小型割安 成長株ファンド ジェイリバイブです。

わざわざ、実際の経費率1.52%(モーニングスター調べ)という高コストファンドに投資した受益者の方は、この結果をどう受け止めているのでしょうか?
これなら、TOPIXに連動するインデックスファンドに投資するか、小型株効果による超過リターンが期待できそうなひふみ投信かジェイリバイブあたりに投資した方がよさそうですが…
ちなみに、コモンズ投信はコモンズSEEDCapと称し、社会起業家に対して、信託報酬の1%相当を寄付しているようです。
社会起業家を寄付で応援「コモンズSEEDCap」|コモンズ投信株式会社
「コモンズ30ファンド」の収入を財源としているようですから、「そんなことする前に0.1%でも信託報酬を引き下げてくれよ」と私は感じてしまいますが、みなさんはどうでしょうか。
寄付による社会貢献は、運用会社が取りまとめて行うより、個々の投資家に判断をゆだねる方が望ましいかと。
コモンズ30のシャープレシオは5年(年率)で0.87ですから、SMT TOPIXインデックス・オープン(0.76)よりは価格のブレの少ない運用ができていたようなので、そこは評価できます
ちなみに、ひふみ投信は1.61、ジェイリバイブは2.09なので、成績優秀なファンドにはやっぱり負けています
結論:コモンズ30は、わざわざ投資する価値があるかというと、首をかしげてしまうファンド

更新情報はこちらから入手できます

こちらの記事もどうぞ