TOPIXを上回るリターンを上げているひふみとジェイリバイブは(今のところは)有能ファンド

ひふみ投信とSBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブはすでに、運用成績の優れたアクティブファンドとして定評があります。
昨今の日本株相場の急落の影響を受けて、運用成績がどうなっているか気になったので、基準価額の期間別騰落率を調べてみました。
データはSBI証券から取ってきましたので、比較対象がひふみ投信ではなくひふみプラスになっていますが、ひふみプラスのマザーファンドはひふみ投信と同一のものですので問題はないと思います。

基準価額騰落率(期間別)(2016年1月12日現在)

期間ひふみプラスジェイリバイブSMT TOPIXインデックス・オープン
前日比-3.40%-3.24%-3.15%
1週間-6.08%-5.31%-6.85%
1カ月-5.83%-4.35%-9.46%
3カ月-1.32%2.81%-7.45%
6カ月-2.36%1.76%-10.83%
1年12.81%24.22%2.95%
3年105.88%186.72%62.97%
5年-303.10%63.58%

SMT TOPIXインデックス・オープンはTOPIXに連動するように運用されるインデックスファンドです。
1週間以上の単位でみると、ひふみとジェイリバイブはSMT TOPIXを上回るパフォーマンスを出していることがわかります。
ひふみがアピールしている「守りながらふやす」運用が単なる空事ではなく、有言実行されているのは、評価できます。
ジェイリバイブは「株価が下落した銘柄から、財務安定性に優れ、業績も安定しており、わが国の経済社会に貢献すると考えられる企業の株式に厳選投資する」とうたっていますので、下値余地の少ない銘柄に投資していたのが功を奏したのかもしれません
騰落率の差は期間を長くとればとるほど、大きくなっていますので、ひふみとジェイリバイブは見どころのあるアクティブファンドといえそうです。

終わりに

アクティブファンドを扱う方々には、見せかけの分配金を大きくする競争ではなく、運用実績を最大化する健全な競争に励んでいただきたいと思います。
浮動株調整後の時価総額比率で投資対象を決定するインデックスファンドだけでは、市場の効率性は損なわれていく一方になります。
アクティブ投信が多数派なおかげで、インデックス投資の優位性が崩れないという面もあるので、インデックス派にとってもアクティブファンドは「必要な」存在です。
骨のある投資信託をどんどん充実させて、日本株に投資するのになぜかブラジル・レアル建てにしてしまうようなダメ投信の撲滅を図っていきたいものです。
また、ひふみとジェイリバイブは小型株効果を利用して、TOPIXを凌駕するリターンを出していると考えられますので、小型日本株に投資するインデックスファンドの登場を期待したいと思います。

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