【低コストアクティブ投信】明治安田アセットが送り出す「ノーロード 明治安田」シリーズに期待したい

12月21日に、明治安田アセットマネジメントが7本の低コストアクティブファンドを設定したようです。

今回、追加された「ノーロード 明治安田」シリーズのファンドは、アクティブファンドではありますが、信託報酬がすべて0.5%を下回る水準にある良心的なファンドです。

ファンド名信託報酬(税込)
ノーロード明治安田5資産バランス(安定コース)0.432%
ノーロード明治安田5資産バランス(安定成長コース)0.4644%
ノーロード明治安田5資産バランス(積極コース)0.4968%
ノーロード明治安田円資産バランス0.4644%
ノーロード明治安田日本株式アクティブ0.297%
ノーロード明治安田J-REITアクティブ0.297%
ノーロード明治安田社債アクティブ0.243%

参考SBI証券(旧SBIイー・トレード証券)-明治安田アセットマネジメントから7本の低コストアクティブファンドが登場!-

交付目論見書に記載されている文言からも、明治安田アセットが意識して低コスト化を図ったことが伺われます。

また投資家の皆さまにご負担いただく費用については、購入時手数料をゼロ、ファンド運営にかかる運用管理費用(信託報酬)もアクティブファンドではありますが極力抑制することといたしました

今日のインデックスファンド界は低コストが当たり前の環境になりましたが、アクティブファンドの世界はまだまだ高コストファンド(その上運用成績も悪い)が我が物顔で闊歩している状態です。

高コストアクティブ投信の運用成績が振るわない最大の要因は、その高コストさによるリターンの目減りといわれています。

ですから、個人投資家がアクセスできる低コストアクティブファンドのラインナップが増えるに越したことはありません

私としては、ぼったくり&低パフォーマンスファンドを投信界から駆逐するためにも、明治安田アセットの低コストアクティブファンド界参入を大歓迎していくつもりです。

明治安田社債アクティブは利用価値があるかも

社債に投資する優良アクティブファンドとして、信託報酬(税込)が0.324%の「DLIBJ 公社債オープン(短期コース)」が有名です。

平均残存期間はベンチマークの「NOMURA-BPI 国債短期(1-3)」よりも長く、修正デュレーションの数字も大きくなっており、昨今のような金利上昇局面ではベンチマークより大きなダメージを受けます

しかし、より大きいリスクテイクをする分、1年以上のスパンではベンチマークに対する良好なリターンを獲得しています。

今回、新登場した「ノーロード明治安田社債アクティブ」は、信託報酬(税込)が0.243%と「DLIBJ 公社債オープン(短期コース)」と比較して、0.08%ほどお安くなっています。

交付目論見書によると、組込上位の銘柄は下に転載した画像のようになっています。

日本債券インデックスファンドより大きなリスクを取る変わりに、より大きなリターンを手に入れたいと考える投資家にとっては、「ノーロード明治安田社債アクティブ」は有力な選択肢になってくるかもしれません。

明治安田社債アクティブはあくまでも、アクティブファンドなので、将来的な運用成績には不安も残ります。

しかし、米ドル建ての日系社債に為替ヘッジ付きで投資する「SBI-PIMCOジャパン・ベターインカム・ファンド(愛称:ベタイン)」よりは長期的に良好な投資成績を獲得すると思います。

ベタインの宣伝ページでは、日系企業の米ドル建て社債は円建て社債よりも高利回りで投資妙味があると宣伝しているようです。

出典SBI証券(旧SBIイー・トレード証券)-マイナス金利対策の決定版?!安定運用で利回り確保を目指すならこのファンド!-

ですが、たかだか1%程度の利回りの優位性は為替ヘッジにかかるコスト1.82%(2016年11月末時点)で完全に打ち消されてしまいます

ベタインのように、米ドル建ての日系社債に為替ヘッジ付きで投資するというよく意味のわからない投資戦術を取るより、明治安田社債アクティブのようなファンドを利用して、円建て社債に投資したほうが為替ヘッジコストもかからず、長期的にはよいパフォーマンスを記録するはずです。

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