「ノーロード明治安田社債アクティブ」は低コストで優良な社債ファンドだった

「ノーロード明治安田社債アクティブ」は主として、金融債、事業債、円建外債、MBS(モーゲージ証券)、ABS(資産担保証券)に投資するアクティブファンドです(設定日:2016年12月21日)。信託報酬(税抜)がアクティブファンドとしては0.225%と低い良心的なファンドでもあります。

運用成績

設定来の「ノーロード明治安田社債アクティブ」の運用成績は、国内債券ファンドだけでなく、社債系ファンドとして存在価値のあるアクティブファンドと評されている「DLIBJ公社債オープン(短期コース)」を上回る秀逸なものです。

参考DLIBJ公社債オープン(短期コース)の評価解説|ノーロード投資信託ガイド

「DLIBJ公社債オープン(短期コース)」も信託報酬(税抜)が0.3%と良心的なコスト体系のファンドですが、より優れた社債系アクティブファンドが存在する以上、私としてはこれから積極的に投資していく意義は見出せません。

社債に投資するファンドのため、明治安田社債アクティブは株式市場の暴落時には相応のダメージを受けることでしょう。荒波の中を航海するポートフォリオの守り神としての役割を債券ファンドに担わせたい方は、このファンドには投資すべきではありません

ファンドの中身

組み込み上位の銘柄をみると、債券の発行体の破たん時に、債務の返済順位が一般債務より後回しにされる劣後債が多く組み込まれていることがわかります。明治安田社債アクティブは、不況時には基準価額に相応のダメージが出ることが予想されるミドルリスク型の債券ファンドという位置づけになるでしょう。

組み入れ債券は、投資適格級のBBB以上の格付を付与された債券で占められており、市場の好況期、不況期を通して、ハイイールド債ファンドより穏当な値動きを期待できます。

おわりに

日本国債をポートフォリオに組み入れた場合と比較すると、社債ファンドを組み入れた場合のポートフォリオ全体のリスクは理論的には拡大します。それでもなお、日本企業の社債に投資したいのであれば、明治安田社債アクティブを選択肢の一つとして考慮する価値はあると思います。

更新情報はこちらから入手できます

こちらの記事もどうぞ