カンブリア組よ、強く生きろ:ひふみ投信、急落相場でTOPIXに劣後する

ひふみ投信は日本の中小型株に主に投資する投資信託です。過去のパフォーマンスはTOPIXを大きく上回っており、優秀なアクティブファンドとして知られています。

2017年2月にカンブリア宮殿で魅力的に取り上げられて以来、投信ブロガーだけでなく、一般層にも支持が広がっています。テレビ放映による受益者層の広がりの影響もあり、今年2月9日時点で、マザーファンドを同じくするひふみ投信、ひふみプラス、ひふみ年金を合計した純資産は6370億円にもなる巨大ファンドになっています。

急落相場でやられたひふみ投信

「守りながらふやす」という謳い文句とは裏腹に、ひふみ投信は過去1カ月間の運用成績でTOPIXに連動するインデックスファンドに劣後しています。

基準価額騰落率(1カ月)
ひふみプラス:-8.68%

ニッセイTOPIXインデックスファンド:-8.32%

2017年は調整らしい調整もなく、一本調子に株価が上がり続けた年でした。カンブリア宮殿を見て「ひふみに投資すれば儲かるんでしょ」と軽い気持ちで参入した投資家の中には、この度、調整相場にさらされることになって、動揺している人も少なくないのではないかと思います。


幸いなことに純資産が急落するレベルの狼狽売りの動きはまだ出ていないようです。

下落相場で顧客から投資信託の売りが殺到してしまうと、顧客に払い戻す現金を用意するために、割安、割高の判断にかかわらず、保有銘柄を売る必要が生じます。中小型株寄りの運用をするひふみ投信の場合、純資産6000億円ファンドである自分の大口売りで中小型株相場の下落をさらに強めてしまう恐れがあります

ひふみ投信を信じるよりほかない

急落相場の渦中で、ひふみを売却しても、今更どうにもなりません。受益者の皆さんは、ひふみ投信と命運を共にする覚悟を決めて、ひふみ投信の守護神「ひふみろ」に祈りを捧げましょう今まで、TOPIXに劣後しようと、持ち直してきたのがひふみ投信です。今回も、高い確率で持ち直すはずです。

万が一、今後、本格的な暴落相場に移行して、ひふみ投信が解約祭りになった際は、「DirexionデイリーS&P500ブル3倍ETF(SPXL)」に急落相場で投資して-10.6%の含み損をすでに抱えている私が皆さんを地獄でお出迎えすることになるでしょう(レバレッジETFの暴落ダメージは鉄板入りのボクシンググローブで全力で殴られているようなものです)。

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