安定的な収益を投資家にもたらす銘柄を指す造語「ニューソブリン」は胡散臭い

マーケット | リーマン時とは異なるPBR1倍割れの意味 | 会社四季報オンライン

マイナス金利の世界にいち早く入った欧州では「ニューソブリン」という造語が話題らしい。ソブリンとは平たく言えば国債。つまり、「ニューソブリン」は金利が付かないどころか、利回りがマイナスになってしまった国債の代替になるものを指すらしい。

調べてみたところ、業績が安定していて格付けが高く、安定配当な企業が「ニューソブリン」の関連銘柄となるようです。

株式のリスクは債券のそれより高い

現在は、世界的にリスクオフ局面で「質への逃避」の流れが起こっているようです。
債券は先進国国債や優良企業の社債を含め、軒並み低金利になってしまいましたから、野心的な投資家を満足させることはできなくなっています。
債券を代替するものとして、にわかに脚光を浴びだしたのが「ニューソブリン」銘柄です。
「ニューソブリン」銘柄の企業は確かに優良企業ではありますが、ここまで注目を集めてしまって一種のテーマ化してしまうと、高値掴みしてしまう可能性を警戒しなくてはなりません。
それに、株式は債券より値動きの程度が大きい性質があります。
株式投資のリスクを正しく認識したうえで、参入しないと思わぬ損失に泡を吐く羽目になるかもしれません。
株式投資のリスクを過小評価して、参入した投資家ばかりになっってしまったら、予言の自己破壊的な感じで本来ボラティリティが低いはずの「ニューソブリン」銘柄のボラティリティが拡大するような気がします。
私がいま、あえて特定のジャンルに集中投資するなら、「ニューソブリン」よりエネルギー株に投資したいですね。
バフェットやソロスが石油・天然ガスパイプライン企業のキンダー・モルガンに買いを入れる逆張り投資に乗り出していたようですしね。

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