【アメリカ株】2015年の黄金銘柄FANGの年初来の成績は案の定な結果になっている

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フェイスブック、アマゾンやネットフリックス、グーグルは軟調に推移した昨年のアメリカの株式市場で、優れたパフォーマンスを発揮した黄金銘柄でした。

アルファベットの頭文字を取って、FANGという造語が作られる程度には市場の注目を集める存在になっていたようです。

今年の年初来の成績は、残念ながらフェイスブック以外は市場平均(VTI)に劣後しているようです。

FANGの2015年の成績

下は、FANGの2015年の成績を市場平均である時価総額ETFと比較したチャートです。

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VTIが-0.6%という厳しい市場環境の中で、ネットフリックスは134%、アマゾンは123%という素晴らしい成績を収めています。

グーグルやフェイスブックも30%越えと良好に推移しました。

FANGの年初来の成績

下は、FANGの年初来の成績を市場平均である時価総額ETFと比較したチャートです。

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先ほどとは逆に、2015年に好調だったネットフリックスとアマゾンが不調のようです。

グーグルもVTIに劣後して、今生き残っているのはフェイスブックだけです。

市場では時に、株価が上がりすぎた銘柄は下落し、下がりすぎた銘柄は反発するというリターン・リバーサル現象が観測されます。

ネットフリックスとアマゾンは、上がりすぎた株が下がるパターンといえるでしょう。

自業自得ではありますが、株価の勢いに釣られて、高値掴みした投資家は泣きを見る羽目になってしまっていますね。

10年チャートだとなかなかすごい

ある程度予想していたことですが、アマゾン、ネットフリックス、グーグルの10年間の成績は見事なものです(フェイスブックはデータがないので除外)。

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ネットフリックスは22.8倍、アマゾンは14.6倍と立派なパフォーマンスをみせています。

グーグルもVTIの59%を上回る254%という派手さこそないものの十分な成績を収めています。

おわりに

年初来では苦戦していますが、10年前にネットフリックス、アマゾンを発掘していれば、大儲けするチャンスでした。

未来の大化け銘柄をピンポイントで発掘するのは万人にとって困難で、一般的な投資家は目先の利得を求めて急騰中の銘柄に飛びついていきます。

急騰銘柄にはドカンと振り落される危険性が内在されているわけで、上値余地を考えた投資をしていかないとリターンに対してリスクが大きすぎる不利な投資になるでしょう。

小さく稼いで大きく減らす典型的な投資の失敗を抑制できるインデックス投資の存在意義はいつまでも不変だと思います。

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