【2016年2月】マイナス金利導入で、No.1リターンだった国内REITファンドからの資金流出が過去最大という逆指標っぷり

1月末に日銀はマイナス金利の当座預金への一部適用を発表しました。

その影響で、レバレッジをかけて運用されるREIT(不動産投資信託)の借り入れコストが低下、2月の国内REITファンドのパフォーマンスはアセットクラス間でトップとなりました。

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参考 モーニングスター [ アナリストの視点(ファンド) 記録的な資金流出の国内リート、実はリターンは大きくプラスだったのに…  2016-03-17]

一方、最下位なのは国内株式です。

円安=株高=好況は、円高=株安=不況と地続きですから、マイナス金利以来円高方向に振れた日本の株式が一人負けしているのも無理がありませんね。

データの集計開始以来最大の資金流出・・・

国内REITのパフォーマンスは目覚ましいものですから、まさか大きな資金流出が起こっているとは思いませんでしたが、モーニングスターによると、2003年10月にデータを集計開始して以来、月次ベースでは過去最大の流出額となっているそうです。

最適なタイミングを計っているつもりで、国内REITファンドを売却した人は、見事に安値売りしてしまったことになります。

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マイナス金利の発表を受けて、REITをろうばい売りしたのでしょうが、それがあだとなったようです。

資金流出入という逆指標

「高値圏だと公募投信への資金流入が増えて、安値圏だと資金の流入が減る」という話がありましたが、今回も資金流出入が逆指標の役割を果たしていたようです。

相場が好調になると、投資信託への資金の流入が増えて高値掴みしているという事実

タイミングをうまく計ることに成功している人もいるにはいるでしょうが、投資家の平均としては最適なタイミングは発見できないようです。

「安く買って高く売る」ことをねらう機動的な売買は長期的にはリターンを引き下げる原因となる可能性が高いので、極力控えるに越したことはありませんね。

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