【ロボはボロ】「SBI-ファンドロボ」を試してみたら、推奨ファンドが購入時手数料ありのぼったくりファンドばかりだった

SBI証券が顧客の運用スタイルに応じて、投資信託を推奨するロボットアドバイザーサービス『SBI-ファンドロボ』を開始しました。

ファンドロボが推奨してくるファンドは、直近のパフォーマンスが良好で、モーニングスターのレーティングが高いものばかりですが、コストに関しては首をかしげてしまうものが多いようです。

参考 SBI証券(旧SBIイー・トレード証券)|SBI-ファンドロボ

運用スタイル「積極派」のインドファンドの手数料

現在の年齢や投資資金の評価額のブレのイメージなどロボアドものではありふれた感のある6つの質問を経て、導き出された私の運用スタイルは「積極派」でした。

投資地域と選択カテゴリーはおまかせに設定しておきました。

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この場合、ファンドロボが推奨してくるのはインド株投信ばかりのようです。

いくらリスク許容度の高い積極派といえども、カントリーリスクの高い新興国に一極集中投資する不確実性の大きさを考えると、アドバイスの質は劣悪としか言えません。

ちなみに、この3つのファンドはすべて「購入時手数料あり」です。

長期投資を普及させて老後の家計を潤おそうと、誠心誠意作り込まれたロボアドなら私は大歓迎です。

しかし、信託報酬が年1.9~2.0%の高コストアクティブファンドを勧めてくるファンドロボは、SBI証券の収益向上のために作られた毒まんじゅうの「ファンドボロ」といってよいでしょう。

モーニングスターレーティングの高い投信に飛び乗るな

ファンドロボはモーニングスターレーティングの高いファンドを推奨するようですが、過去の好成績は将来の好成績を保証するものではありません。

バンガードによると、年間リターンで上位25%に入ったファンドが翌年も上位25%の成績を維持できる割合は最大でも欧州株の48%となっています。

参考 成功する投資家になるための バンガードの4つの基本原則

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過去に好成績だったファンドが運用体制の変化や純資産の増大で、コストが高いだけのポンカスファンドになってしまうというのはありふれた光景なのです。

また、2004年から2008年の5年間でベンチマークをアウトパフォームしたファンドで、次の5年間(2008年から2013年)においても継続してベンチマークを上回ったのはわずか8%のみとなっています。

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この結果を見ると、まぐれの領域を超えて、持続的に市場平均を超え続ける難しさを認識させられますね。

投信選びに悩んでいるのなら、モーニングスターレーティングで5つ星の過去の成績が良かったファンドではなく、最安水準のインデックスファンドを買い付けるべきでしょう。

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