テーマ投資の機会を提供するフィンテック企業FOLIOには注目する価値がある

2015年12月10日に創業したフィンテック系企業のFOLIOが現在、第一種金融商品取引業と投資運用業の登録申請を行っています。

登録が完了すれば、今春にもオンライン証券会社としてサービスを開始します。

日本経済新聞によると、日本株を扱うネット証券としては、10年ぶりの新規参入となるようです。

参考日本株扱うネット証券、10年ぶりに新規参入 今春にもフォリオ  :日本経済新聞

FOLIOはテーマ型投信を駆逐できるか?

FOLIOの特異性は、FOLIO側が事前に選定した銘柄に対して、テーマ型投資を行うことができる機能が提供されている点にあります。

FOLIOのテーマ型投資では、ひとつのテーマに対して、10銘柄を割り当て、単元未満株制度を活用して10万円程度の資金から投資できるようにするようです。

テーマを構成する10銘柄の投資比率は、金融工学に基づいて、「最適分散」されるようです。

参考新オンライン証券サービス「FOLIO」が今春誕生へ–テーマ投資とロボアドバイザー – CNET Japan

FOLIOはロボアドバイザーのサービスも行っていますが、ロボアドバイザーのみの提供では、先行するTHEOやWealthNaviに埋没してしまうのは必至です。

フィンテック企業らしい自由な発想を感じさせるテーマ型投資サービスは、差別化の手段として非常に素晴らしいアイデアだと思います。

FOLIOのサイトで参考イメージとして、張られている画像の中では、ドローン、VR、人工知能、3Dプリンター、IoT、カジノ、e-Sports、電気自動車、ペット、宇宙開発という10種類のテーマが確認できます。

出典FOLIO — FOLIO、シリーズAラウンドで18億円の第三者割当増資を実施。 日本初のテーマ投資型オンライン証券の…

FOLIOの投資にかかるコストはまだ明示されていませんが、コスト次第では口座開設をして投資をすることも考えてみたいと思います。

日本で一般的に提供されるテーマ型投資信託だと、購入時手数料が3%、運用にかかる信託報酬が年1.5%(しかもAI投信、トランプ投信のように相場が過熱してから設定される)というのが大体の相場なので、私が設定した「高いハードル」を潜り抜けるのはさほど難しくないでしょう。

相場の後追いで設定される投資信託を使ったテーマ投資は「高値掴み→丸焦げ」のコンボをくらう可能性が高いですから、オンライン証券プラットフォームとしてのテーマ設定の機動性にも期待したいところです。

フィンテックスタートアップのFOLIOが、ぼったくりテーマ型投信を粉砕できる存在になるのか、今後注目していきたいと思います。

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