エイト証券の外国株取扱い終了で背後から匕首で刺された投資家は私だけで十分だ

エイト証券は知名度こそ低いものの、日本の3大ネット証券であるSBI、楽天、マネックスでは投資できない海外ETFに投資できる隠れた優良証券会社でした。しかし、ロボ・アドバイザー事業へシフトするために、外国株(中国株、米国株、タイ株)の取扱いを終了する旨を6月30日に発表し、突然放り出された利用者は保有株の他社へ移管するか売却するか判断を迫られています。移管手数料と売却手数料は無料となります(あまりにも唐突な発表ですので、当然のことではありますが)。

参考エイト証券 | 1万円から始めるロボ・アドバイザー

弊ブログ管理人(わかま屋)に与えた影響

私は、SPDR S&P Biotech ETF(XBI)とWisdomTree Australia Dividend Fund(AUSE)に時価評価額ベースで計6700ドルという小資本を投下していました。両ETFともに、一般的なネット証券では取扱いのないETFでしたので、今回は移管ではなく、売却の道を選びました。

これらのETFについては、すでに売却を完了し、後は出金可能になるまで待つだけの状態です。なお、バイオ株ETFのXBIでは、最近のバイオセクターの盛り返しの影響で+10%くらいの利益が確保できたので、その点は不幸中の幸いでした。

くりっく株365に移行しようとして挫折する

エイト証券から撤退後の資金の投入先として、ゼロコスト運用が可能なくりっく株365でFTSE100(ロイヤル・ダッチ・シェルやBPが構成上位なだけあって高配当)への投資を試してみましたが、昔、原油CFDを手掛けていた時に深夜3時にロスカット通知メールでたたき起こされたトラウマがフラッシュバックし、みっともなく狼狽売り撤収しました。

昨年のマイナス金利政策発動以後、買いのポジションに継続的にかかるコストである金利相当額は一貫して0円となっています。私はくりっく株365からは手を引きますが、レバレッジ1倍で投資することも可能ではありますので、興味のある方は試してみるといいかと思います。

最近では、NYダウのインデックスファンドの人気が高まっているようですが、NYダウだと1枚につき2,136,200円出す資金力があれば、レバレッジ1倍で投資することが可能となりますので、税金を考慮しなければ、投資信託より、くりっく株365を通してNYダウに投資した方がお得といえるでしょう。

おわりに

一般のネット証券で投資できない銘柄に投資できるという「堀」をかなぐり捨てて、市場規模に対して供給過多に思えるロボアドバイザー事業にシフトするというエイト証券の迷走には開いた口が広がりません。

ロボアドといえば、THEOやウェルスナビが有名だと思いますが、両サービスは宣伝に力を入れていることでも特徴的です。一時期、弊ブログのGoogle AdSenseの広告はTHEOの広告ばかりが表示されていましたし、ウェルスナビに関してはこの弱小ブログにも某アフィリエイトASPから広告掲載オファーも来ています。

翻って、エイト証券のクロエや8Now!(新規契約を終了し、フェードアウトしようとしている)の現状はどうでしょうか。知名度はお世辞にも、THEOやウェルスナビに肩を並べるものではありません。

8Now!に代わるサービスとして世に出たクロエにしても8Now!が失敗したから、新しいロボアドで仕切りなおそうとしているようにしか思えません。宣伝の手を抜くというエイト証券の弱みはロボアドバイザー事業にも引き継がれ、数少ないクロエの利用者はいずれ背後から匕首で刺されることになるでしょう。それは、容赦なく切り捨てられた外国株ユーザー、8Now!ユーザーたちがかつて経験した道なのです。

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