【新興国株=ディフェンシブ説】最近の急落相場で新興国株投資家の威勢がよくなってきている

投資への関心を喪失していた私ですが、最近の相場の急落には興味をひかれるものがあります。経験の浅い人が少なくない米国株投資家は、含み損によるダメージを受けたのか、以前のような威勢のいい論調がTwitterやブログから消え去っています

ただ、新興国に偏重した私のポートフォリオ(株式部分の新興国株比率は約68%)がどうかというと、直近の相場でのダメージは限定的なものにとどまっています。その理由は、ジャパセフさんの下記ツイートに示されています。

直近の急落は米国株主導のもので、新興国株には大きなダメージはないようです。今回に関しては、「痛みも苦しみも感じない」とイキる権利を米国株投資家に譲渡しなくてはなりません

新興国株と米国株のETFのチャートを比較する

当ブログでも新興国株と米国株のETFを比較したいと思います。新興国株はVWO、米国株はVTIを使用しています。オレンジの線がVTI、緑と赤の線がVWOです。

過去5年

今年の9月ごろに新興国株と米国株とのリターンの差がピークに達した後は、急速に差が縮小しています。

年初来

新興国株はダラダラと下がり続けている印象です。10月に入るまで、米国株の調子は悪くありませんでしたが、その後は不安定化、新興国株との握手会に向かっているように見えます

割安な新興国株が下値抵抗性を発揮する時が来た

私は今年3月には、「場合によっては新興国株が米国株よりディフェンシブ的な値動きをすることだってありうる」と主張しています。

その後、何か月間も新興国株が米国株に対するアンダーパフォームを続けたのは、皆さんが知る通りです。私が流布した「新興国株=ディフェンシブ説」(下値余地が米国株>新興国株という意味合い)にはイキのいい米国株投資家を中心に渋い顔をする人が大勢いました。私の主張が正しかったかはともかくとしても、米国株が勝ち続け、新興国株が負け続けるという神話が崩壊したことには大きな意義があります。

おわりに

いアクティブ運用で投資先を決定するにあたって、上値余地と下値余地を考慮することが一番重要だと私は考えています。この度の急落を経ても、バフェット指数やCAPEから見て割高な疑いが拭い去れない米国株に積極的に投資する気にはなれません。2019年も今年に引き続き、新興国株多めの投資戦略で臨むことになりそうです。

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