バフェットによると企業の悪いニュースが一つにとどまらないのは、カサカサ動くある昆虫のようなもの

経営不振に陥っているシャープは台湾の鴻海精密工業にすんなりと買収されるのかと思いきや、3500億円の偶発債務を抱えていることが昨日発覚しました。

その結果、正式な買収契約の調印は偶発債務の精査が終わるまで保留されることになりました。

このグダグダな感じは、シャープの経営陣の能力を見事に表していますね。

バークシャー・ハサウェイの会長兼CEOであるウォーレン・バフェットが昨年の株主宛て書簡に書いたメッセージに、シャープや東芝のようなダメ企業に関係しそうな興味深い内容がありましたのでご紹介します。

ゴキブリは一匹いるともっといる

「台所でゴキブリを1匹見つけると、数日内にその親戚に出会うものだ」

バフェット氏書簡は面白い話でいっぱい、ゴキブリや聖書など (訂正) – Bloomberg

東芝もシャープもゴキブリ(悪材料)がなかなか出尽しませんから、株価が反転しませんね。

出所:Yahoo!ファイナンス

出所:Yahoo!ファイナンス

上は、日経平均株価と東芝、シャープを比較したものです。

10年経っても、プラスマイナス0%付近にいる日経平均株価もなかなか情けないですが、日経平均株価を-50%以上アンダーパフォームしている東芝やシャープは完全にババ抜きのババ状態になっています。

シャープは今後、大規模な第三者割当増資を行うらしいですから、一株当たり利益の減少を見越した株価の下落がすでに始まっているようです。

出所:Yahoo!ファイナンス

出所:Yahoo!ファイナンス

株価のリバウンドを狙いに行った投機家なら自己責任ですが、逃げ遅れた長期ホルダーは少し気の毒ですね。

今回の件で、個別株に一極集中投資する危険性の大きさを感じさせられます。

大半の人は個別の日本株に投資しても、日経平均株価やTOPIXに勝つどころか資金を減らして退場してしまうと思いますので、インデックスファンドやETFを活用した投資を行うのが賢明だと思います。

東芝やシャープのような惰弱な経営陣によって潰れかけている企業に、長期投資派があえて投資する意義はありません。

落ちるナイフをつかみに行くのが好きなら、新興国株式やエネルギー株のETFに投資すべきタイミングだと思います。

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