アイルランドが表面金利2.35%で100年債を発行!日本も異次元のマイナス金利で好機かも

アイルランド政府が3月30日に、2116年償還予定の「100年債」を発行したそうです。

表面金利は2.35%で、調達額は1億ユーロ(約127億4千万円)とのことです。

2015年8月にベルギーが、表面金利2.50%の100年債を発行し、5千万ユーロを集めましたが、それに続く動きとなったようです。

参考 アイルランドが1世紀債 ユーロ圏の超低金利で – 産経ニュース

100年債を日本政府も出すべき

日本国債の40年利回りは現在、0.535%となっています。

一方、アイルランド国債は15年利回りでも1.130%と、日本国債より利回りが高くなっています。

日本では日銀主導のマイナス金利で、国債の利回りが異次元レベルに低下していますから、今が100年債を発行して、超長期の資金調達をする好機といえましょう。

債券市場の需給バランスのためか、アイルランド国債より日本国債の方が、低利率なようですので、うまくいけば表面金利を2.35%より安く抑えることができるかもしれません。

運用先に困っている金融機関や安全運用がしたい高齢者など、少しでも高い利回りで運用したいというイールド・ ハンティングの需要は確実にあるはずなので、もし発行されれば、人気の債券になりそうです。

国にとっても、異次元の低金利でお得に資金調達を行えるのですから、悪い話ではないでしょう。

おわりに

新潟貯蓄銀行(現第四銀行)が1915年に募集した100年定期預金(利率は年6%の複利)が、2015年に満期を迎えたけど、インフレに負けて現在の貨幣価値は当時の数千分の1以下になっていたという話があります。

参考 旧新潟貯蓄銀の100年定期、満期到来 でも…「すずめの涙」  :日本経済新聞

定期預金と違って債券がインフレ負けする可能性は低いと思いますが、長期的にみると、今の時期に100年債に投資しても大した利益は得ることはできないように感じられます。

しかしながら、投資家は目先の高利回りに釣られて100年債に投資したがると思いますので、日本国政府が得する資金調達手段として、100年債の発行を検討していただきたいと思います。

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