iシェアーズ・米国航空宇宙・防衛ETF (ITA)のパフォーマンスがすごい

iシェアーズ・米国航空宇宙・防衛ETF (ITA)という日本の証券会社ではエイト証券でしか取引できないETFがありますが、そのパフォーマンスが見事なものだったのでご紹介します。

基本情報

設定日:2006年5月1日

連動指数:Dow Jones U.S. Select Aerospace & Defense Index

銘柄数:37

純資産:$702,990,169

経費率:0.45%

12ヶ月分配金利回り:0.85%

参考 iShares U.S. Aerospace & Defense ETF | ITA

構成上位の銘柄

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ボーイング、ユナイテッド・テクノロジーズ、ロッキード・マーティンなど上位10銘柄で58%を占めています。

上位の銘柄への集中度が高い印象ですが、このETFを資産形成の柱にするという人もいないでしょうから問題ありません。

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上のチャートはETF構成上位5つの企業のリターンをSPDR S&P 500 ETF (SPY)と比較したものです。

1993年1月からの比較ですが、どの企業もS&P 500を圧倒する良好なパフォーマンスを見せています。

過去のリターンと将来のリターンとの間に因果関係はありませんが、この結果を見せられると今後のパフォーマンスにも期待したくなるのが人情というものです。

不愉快な投資には高いリターンがつきものなのか

ITAはアメリカの軍事産業に集中投資するETFです。

投資先の兵器製造企業群は死の商人とも揶揄されることもあるのですから、「いい会社」への投資とはいえません。

しかし、過去10年のパフォーマンスを見てみると、VTI(アメリカ企業に時価総額比で投資するETF)を95%上回る見事な成績を上げています。

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年利換算すると、年に9.5%も市場平均をアウトパフォームしているという驚きの結果となりました。

軍事セクターへの投資には心理的に抵抗感を覚える人も多いと思いますが、それが投資家に高リターンをもたらす源泉となるのです。

買いが殺到して、株価が割高に放置されれば長期投資でのリターンは目減りします。

倫理的に問題を含んだ不人気セクターへの投資は、心理的なハードルを乗り越えた人だけが踏み切れますから、結局、大衆投資家からの人気を集めることはありません。

ITAの好成績が将来的に続くかはわかりませんが、クリーンな銘柄にのみ投資するESG投資などよりよっぽど超過リターンを稼ぎ出しそうな投資戦略だと思います。

私はこのETFに興味をそそられましたが、エイト証券でしか取引できないので、投資は断念しました。

いつかSBI証券や楽天証券でも取引できる日が来ることを期待したいものです。

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コメント

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