2016年3月に設定されたテレビゲームETF、GAMRはそこそこ健闘している

ピュアファンズは、アメリカ・日本・フランス・韓国・香港のテレビゲーム産業に投資するETFを2016年3月に設定しました。

まだ運用開始から2か月くらいしかたっていませんが、今のところ運用成績は好調のようです。

PureFunds Video Game Tech ETF(GAMR)の概要

設定日:2016年3月9日

連動指数:EEFund Video Game Tech Index

構成銘柄数:36

純資産:$2,744,172

経費率:0.75%

参考 Video Game Tech ETF – Purefunds

まだ設定から間もないですから、純資産は1ドル110円換算で3億円程度と小粒なETFとなっています。

構成上位の銘柄・国

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構成上位10銘柄で6割ほどを占めているようです。

国別の構成割合では日本が3割を占めていますから、コナミやスクウェア・エニックスなど日本企業も上位に入っています。

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「ハードウェアからソフトウェアへ、モノ消費からコト消費へ」という脱ものづくりの機運が高まっている中で、日本企業が競争力を発揮できそうな数少ないジャンルがゲームですから、日本のゲームメーカーには頑張ってほしいものです。

GAMRの特徴として、単にゲームソフトの開発メーカーに投資するだけではなく、コンソールとチップの製造業者、ゲームの小売業者にも投資することがあげられます。

そのため、GPU(グラフィック・プロセッシング・ユニット)のメーカーのエヌビディアやCPU(中央処理装置)メーカーのインテルも投資対象になっています(2社を足し合わせても3%に達しませんが)。

設定来のパフォーマンス

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GAMRが設定されてからの運用成績は7.48%と、2.31%のVT(全世界株ETF)や0.96%のIXN(全世界テクノロジーセクターETF)を今のところ上回っているようです。

今後もこの好調な成績が続くとは限りませんが、ゲームセクターの株は時価総額インデックスよりも過去のパフォーマンスがよかったという指摘もあります。

参考 【兵器・ゲーム】倫理的な問題を抱えているセクターの企業に投資すると超過リターンがすごい

そのため、テーマ型のETFとしては、同じピュアファンズが設定しているドローン関連ETF(IFLY)やビッグデータ関連ETF(BIGD)以上の魅力があると思います。

GAMRは日本の証券会社では取引ができません。

テーマ型となるとすぐ高コストファンドを立ち上げるわが国の悪弊を正すためにも、特定のカテゴリーに集中投資するタイプの海外ETFが日本でも多数取り扱いされるようになることを願っています。

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