北朝鮮ミサイル騒動に乗じてNEXT NOTES S&P500 VIX インバースETN(2049)に投資した

北朝鮮は現在、グアム周辺へ弾道ミサイルを発射しようとしています。この軍事的威嚇行動により、市場の株価は軟調となっているようです。CNNのFear & Greed IndexはFear(恐怖)に振れており、逆張り派の投資家が買い出動タイミングを検討することができる面白い展開となってきています(北朝鮮のミサイル騒動が今回も一過性の騒ぎで終わるとすればですが)。

国際のETF VIX短期先物指数(1552)への長期投資は×

エンドレスに落ち続けるナイフとして有名なETFに「国際のETF VIX短期先物指数(1552)」があります。S&P500 VIX短期先物指数を連動対象とする1552はVIXの先物で運用をしています。このETFでは、原油ETFでもおなじみのコンタンゴが発生しています。期近物よりも期先物の価格が高い状態で先物をロールオーバーしようとすると、期近物を安く売って、期先物を高く買うことになります。

チャートを見ると、ロールオーバーコストがこつこつと積み重なった結果、ぺんぺん草も生えないような焼け野原状態となっています。

交付目論見書によると、1552に2012年から長期投資した場合、年利-49.4%の資産運用ができたようです。

安値水準だからと買い推奨をする人物もいるようですが、投資するにしても厳格な損切りルールが必須となる1552に安易に手を出すことは勧められません。無計画な1552への長期投資は落ちるナイフで投資家の首が胴体から切り離される結果を招くだけです。

米国市場の下落懸念もありますが、日本株を保有している投資家は自身の保有株を守る為にも、この場面に安値水準で同ETFを保有するというのも戦略のひとつではないでしょうか。

参考【買い】国際のETF VIX短期先物指数(1552)上場来安値水準。自身の保有株を守るヘッジポジションにも。 – 株価予想 – Yahoo!ファイナンス

NEXT NOTES S&P500 VIX インバースETN(2049)

S&P500 VIX短期先物インバース日次指数に連動する2049は、落ちるナイフETFの1552とは逆にコンタンゴが発生すればするほど増価していきます。インバース型ETFなので、原指数が上下動するたびに減価していきますが、今のところはコンタンゴによる増価がその減価を十二分にカバーしているようです。

2049と同様の指数に連動するVelocityShares Daily Inverse VIX Short-Term ETN(XIV)の累計パフォーマンスは2010年12月ごろからの起算で、575%となっています。SPDR S&P500 ETF(SPY)のパフォーマンスは98%程度ですから、S&P500 VIX短期先物インバース日次指数のポテンシャルの高さが光ります。

「S&P500 VIX短期先物インバース日次指数(終値を含むすべての値)が前日終値の20%に相当するまたはこれを下回った場合、早期償還額の支払をすることにより、本ETN/JDRの信託財産である外国指標連動証券は償還されます」と公式HPに記載があるように、VIX指数が急上昇するような突発的な急落があれば、期限前償還によりゲームオーバー状態になってしまいます。

参考NEXT NOTES S&P500 VIX インバースETN | NEXT NOTES ウェブサイト

この特大のリスクはあるため、なかなか長期投資の対象にはしにくいですが、今回のような一過性だと思われる市場の混乱に買い向かうためのツールとして、下手な個別株よりも2049は優れていると思います。

今回は、元々26000円程度で推移していた2049が北朝鮮騒動で急落したところを22180円で投資しました。今後、市場がどういった動きをみせるかは未知数ですが、もし、大やられ方向に相場が動いたら、「値ごろ感投資で大やられした自称逆張り派の投資家は私です」という記事を書きたいと思います。

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