ゴールドマン・サックスがヘッジファンドに人気な銘柄に投資するETFとシャープレシオが高い銘柄に投資するETFを設定しようとしている模様

ブルームバーグ(ゴールドマン、ヘッジファンドお気に入り銘柄のETF設定へ)によると、アメリカのゴールドマン・サックスがなかなか興味深いETFを証券取引委員会(SEC)に申請したようです。

今回紹介するのは、ゴールドマン・サックス・ヘッジファンドVIP・ETFとゴールドマン・サックス・ハイ・シャープレシオETFです。

ゴールドマン・サックス・ヘッジファンドVIP・ETF

ゴールドマン・サックス・ヘッジファンドVIP・ETFは、ゴールドマン社のグローバル・インベストメント・リサーチ部門のアナリストが発表するリポート「ヘッジファンド・トレンド・モニター」に基づいて運用されるそうです。

株式市場で1億ドル超を運用するヘッジファンドが提出を義務付けられている保有資産についての四半期届け出から人気の50銘柄を抽出して、投資対象とするようです。

私は、ヘッジファンドが選好している銘柄に投資しても、市場の総和になるだけで超過リターンは得られないと思います。

また、アメリカの株式市場そのものに投資するETF(たとえば、VTI)と比較して、コストが相対的に高い分、不利な戦いを強いられそうですが、特色があるのは評価できますね。

アメリカでは、浮動株調整後の時価総額加重平均ETFはすでに十分な質と量がありますから、似たり寄ったりのETFが出るよりも個性のあるETFを投資家は求めているでしょうから。

ゴールドマン・サックス・ハイ・シャープレシオETF

ヘッジファンドETFより、私はこちらのETFに注目しています。

その名はゴールドマン・サックス・ハイ・シャープレシオETF。

このETFは、リスク調整後のリターンを測るシャープレシオが高い銘柄に投資するそうです。

米週間キックスタート・ストラテジーというリポートによると、シャープレシオが高い銘柄からなるポートフォリオは、多くの投資信託やS&P500種株価指数を上回るパフォーマンスを出したようです(バックテストですが)。

ドローダウンの低い銘柄への投資戦術は、最少分散投資や生活必需品セクターへの投資と似たような性質を持っていると思います。

市場平均よりリスクが低いはずなのに、なぜかリターンは市場平均を上回るのは株式市場の不思議の一つですね。

日本国内のETFは流動性の面から使い勝手がいまいちですので、証券会社の皆さんにはどんどん海外ETFの販路拡大に励んでいただきたいと思います。

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