【連続増配】SMT 日本株配当貴族インデックス・オープンが運用開始するという朗報

連続増配指数に連動するインデックスファンドとして、SMT日本株配当貴族インデックスオープンとSMT米国株配当貴族インデックスオープンが8月30日に設定されるようです。

SMT日本株配当貴族インデックスオープンはS&P/JPX配当貴族指数、SMT米国株配当貴族インデックスオープンはS&P500配当貴族指数に連動します。

ブロガーの安房さんの記事で知りました。

参考 海舟の中で資産設計を ver2.0 日米の配当貴族インデックスファンドが登場

連続増配指数のインデックスファンドは初!!

日本株配当貴族の信託報酬は税抜0.42%、米国株配当貴族の信託報酬は税抜0.55%となっており、インデックスファンドらしい良心的なコスト水準となっています。

低コスト競争から降りたeMAXISは、バリエーションの拡充で他社のファンドと差別化しようとしているようですが、最適化バランスシリーズや米・欧・豪のリートインデックスの投入にみられるように、迷走している感じはぬぐえません。

eMAXISと同じく、コスト競争には付いていけなくなっているSMTではありますが、新規投入商品の選定眼はSMTの方が優れていたようです。

不況にも負けずに増配を繰り返してきた株への投資は、株式投資の王道ともいえる手法です。

個人投資家からの需要は確実に見込めるでしょうから、三井住友トラスト・アセットマネジメントは見事な判断をしたと思います。

連動指数の過去10年の成績

S&P/JPX配当貴族指数

この指数は、東証株価指数(TOPIX)内において、10年以上にわたり毎年増配をしているか、または安定して配当を行っている最も配当利回りの高い企業のパフォーマンスを測定するように設計されています。

引用S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス – S&P/JPX 配当貴族指数

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10年間でS&P/JPX配当貴族指数がS&P Japan 500に対して稼ぎ出した超過リターンは年率換算で6.6%と優れたパフォーマンスを見せています。

S&P Japan 500はTOPIXや日経平均株価と同じく、最高値を更新するパワーがありませんが、増配基調にある財務基盤が強固な企業群に集中投資すれば、暴落時の下落率を抑えつつも、良好なリターンを手にできるでしょう。

過去のパフォーマンスは将来の成績を保証するものではありませんが、バブル経済の終焉後、長期投資家にリスクに見合うリターンを提供してこなかったTOPIXや日経平均株価に愛想をつかしている人にとっては注目に値する投資戦略だと思います。

S&P500配当貴族指数

S&P 500配当貴族指数は、S&P 500構成銘柄のうち、過去25年間連続して毎年増配している優良大型株のパフォーマンスを測定している。この指数は各銘柄のウェイトを均等化することにより、各構成銘柄をその規模にかかわらず別個の投資機会として捉えている。

引用 S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス – S&P 500配当貴族指数

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米国株増配指数も、年率3.17%の超過リターンをS&P 500に対して稼ぎ出す良好な結果を出しています。

配当を増やし続ける株主還元に熱心な企業への投資は、集中投資のリスクに見合ったリターンを投資家に提供してきたようです。

おわりに

SMT日本株配当貴族インデックスオープンとSMT米国株配当貴族インデックスオープンが世に送り出されれば、誰でも手軽に連続増配株をまとめ買いできるようになります。

例えば、アクティブファンドの「野村継続増配日本株」に投資した場合は、税抜年1.45%の信託報酬が必要になります。

一方で、日本株配当貴族に投資した場合の年間コストは、税抜0.42%に過ぎません。

連続増配株をコンセプトに構成されるポートフォリオなんて、似たり寄ったりのものになるはずですから、インデックスに連動する低コストな投資信託に投資するのがベストです。

1%の信託報酬差は後々のパフォーマンスの差に大きく効いてくるでしょう。

増配指数に連動するインデックスファンドを設定するというSMTの意欲的な取り組みに敬意を表するとともに、小型株やバリュー株、セクター別のインデックスファンドの登場にも期待したいところです。

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