ニッセイの購入・換金手数料なしシリーズがiFreeに対抗して信託報酬を下げるという大朗報

公務員・専業主婦の個人型確定拠出年金(iDeCo)加入が来年から解禁されます。

楽天証券は、個人型DCサービスに新規参入するにあたって、長期投資の対象としてふさわしい低コスト投信を充実させてきました。

それまで、外部では販売されていなかったセゾン投信がラインナップに入っているのは、新鮮な印象を私に与えました。

「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は低コスト投信戦国時代となった今日では、ややコスト高ですが、それでも優良バランスファンドであることには変わりがありません。

投信ブロガーとしては、「セゾン資産形成の達人ファンド」にも注目したいところです。

このファンドは、市場平均を上回ってきた実績のあるアクティブファンドとして知られています。

投資対象を優良ファンドに絞り込むために、運用成績が低調なさわかみファンドやコモンズ30ファンドを切り捨ててきた思い切りの良さは称賛に値します

それに対抗して、SBI証券 確定拠出年金積立プラン(個人型401K)でも、TOPIX(配当込み)に連動する低コストファンドの「三井住友・DC日本株式インデックスファンドS」を新規投入するなど、個人投資家を利する競争が行われています(それまでは、TOPIX連動の低コスト投信がないのがSBIのiDeCoの欠点だった)。

低コストファンドの頂上決戦

日本では、インデックスファンドの低コスト化が急速ですが、海外ETFでは異次元レベルの争いが展開されています。

最近ではブラックロックが、提供するiシェアーズの一部ETFのコストをバンガードのETFより低くなるように引き下げを行いました。

チャールズ・シュワブもそれに応戦するように、コスト引き下げを行っています。

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出典 Market-Cap Index ETFs from Schwab ETFs | Charles Schwab

バンガードが両社への対抗上、コストを引き下げて来るのか、とても楽しみです。

ニッセイの逆襲が始まる!?

今年9月に、大和証券投資信託委託が低コスト投資信託界の最終兵器とも思えるiFreeシリーズを市場に投入して以来、コスト面で劣るニッセイの購入・換金手数料なしシリーズは風前の灯かと思われてきました。

しかし、日本経済新聞の田村正之さんの記事によると、複数の投信販売会社の幹部の口から、購入・換金手数料なしシリーズの投信8本全てのコストがiFreeの同じ資産クラスのファンドより引き下げられるという話が出ているようです。

参考 個人型DCに割安投信続々、数百万円お得も  :日本経済新聞

先進国株式クラスの信託報酬(税抜)を比較すると、ニッセイは0.24%、iFreeは0.21%となっています。

ニッセイは先進国株式クラスのファンドのコストを0.20%まで引き下げてくるのでしょうか?

そろそろ、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016」の投票期間である11月が始まります。

この時期にコスト引き下げに動くとは、ニッセイは今年も1位入賞を狙ってきているように思われます。

コスト引き下げで、最低コストの先進国株式インデックスファンドの地位を維持できれば、その心意気に報いようと投票する投資家は数多くいるはずです。

私も有権者?の一人として、ニッセイからの正式な続報をじっくりと待ちたいと思います。

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