【トラッキングエラー】ニッセイ外国株式インデックスファンドが「安物買いの銭失いファンド」だった

〈購入・換金手数料なし〉シリーズのニッセイ外国株式インデックスファンドは、信託報酬0.24%(現行)の低コスト投信です。

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」で2014・2015年度に1位に入賞した、低コスト派投資家の支持が厚いファンドでもあります。

私も、信託報酬引き下げの実績を積み重ねていくニッセイ外国株式のファンの一人でした。

トラッキング・エラーで大きな下方乖離ダメージ

残念なことに、ニッセイ外国株式はトランプショックによる株式相場の乱高下に付いていけずに、大きなトラッキング・エラーを起こしているようです。

ここ1週間の基準価額騰落率を見ると、たわらノーロード 先進国株式の場合は+6.28%、ニッセイ外国株式は+6.03%と0.25%もの開きがあります。

たわら男爵さんが指摘しているように、わずか1日の乱高下を経ただけで、1年分の信託報酬が闇に消え去ってしまったのです。

参考 ニッセイ外国株、1日で0.28%の信託財産を失う – 40代でアーリーリタイアしたおっさんが   たわら先進国株でベンツを買うブログ

インデックスファンドがベンチマークであるインデックスへの追従に失敗して、下方乖離した場合、それが後で取り戻されることはありません。

マザーファンドの規模の違い

たわら先進国株式のマザーファンド(外国株式 パッシブ・ファンド・ マザーファンド)の純資産は、2424億円(H28.6.30時点)です。

一方、ニッセイ外国株式のマザーファンド(ニッセイ外国株式インデックス マザーファンド )の純資産は、258億円(H28.6.30時点)と貧弱です。

一般に、投資先のマザーファンドが大きければ大きいほど、安定した運用ができ、スケールメリットも働いて、低コスト化できるといわれています。

ニッセイ外国株式の乗っている小舟(マザーファンド)は、トランプショックの荒波の中で転覆してしまったようです。

私はニッセイ外国株式には投資していませんが、投資信託を選ぶ際には、マザーファンドの規模も吟味しなければならないという教訓を与えてくれた出来事でした。

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コメント

  1. 株太郎 より:

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    • わかま屋 より:

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  2. […]  一方通行投資で気楽に資産形成。  2 users【トラッキングエラー】ニッセイ外国株式インデックスファンドが「安物買いの銭失いファンド」だったhttps://onewayinv.com/index-fund/post-2 […]

  3. 吊られた男 より:

    この日は他ファンドと比較してマイナス方向に乖離していたようですが,その分他の日に情報乖離していることもあるようで,1年のように長期でならすとこのマイナスを含めてコスト分,上に出ているような比較に思えます。
    単純に銭失いファンドというのはちょっと違いそうです。情報乖離の日を取り上げると「安物買いの銭稼ぎファンド」?

    上下ともにトラッキングエラーが大きめというところでしょうか。(ただし,運用会社毎にMSCIの指数を独自に為替レートで変換しているので,ニッセイ自体は指数に正確に連動している可能性はありますが…)

    • わかま屋 より:

      吊られた男さん、コメントありがとうございます。
      私は元々、ニッセイの低コスト姿勢を高く評価していました。
      今回のトランプショックに際して、ニッセイ外国株式の基準価額の推移が明らかに不自然なことになっていることを知り、落胆した結果、やや過激なタイトル表現となっております。
      日々のインデックスの変動にきっちりと基準価額の動きが連動するのをインデックスファンドのあるべき姿として、私は思い描いています。
      ニッセイが低コストファンド界で一強状態であれば、謎の乖離現象が発生していても、1年程度の期間であれば他のファンドよりコスト分高成績であることも十分考えられるため、投資価値はあるかと思います。
      しかし、同水準のコストのファンドとして、たわら先進国株式が登場している今日となっては、あえてニッセイ外国株式に投資する意義は内容に思います。
      妙な値動きをする上に、私の知る限りでは、その原因の情報開示もないようです。
      リターンを増やさないタイプのリスクを追加で取りに行っても仕方ないかと。