インデックスファンド界にiFree S&P500インデックスという新星が現れる

EDINETの情報によると、大和証券投資信託委託が8月31日にiFree S&P500インデックスを設定するようです。アウターガイさんのブログで知りました。

参考大和証券投資信託委託がiFreeシリーズに先進国株式(為替ヘッジあり)とS&P500指数連動型の2本を追加

信託報酬(税抜)は0.225%と驚異の低コスト

昨今の米国株人気の高まりを受けて、ダウ平均株価に連動するファンドは複数登場していましたが、S&P500に純粋に連動するインデックスファンドはありませんでした。iFree S&P500インデックスは、分散派の米国株投資家のニーズをカバーしうるS&P500を連動指数としています。

投資信託に投資する際に気になるのはコストですが、このファンドの信託報酬(税抜)は0.225%ときわめて良心的なコストとなっています。0.225%というコストは、iFree NYダウ・インデックスの信託報酬と同様のコストとなっています。30銘柄に投資するNYダウと同じコストで500銘柄に投資できるのですから、大和証券投資信託委託の心意気を感じます。

今まで、「i-mizuho米国株式インデックス」というiシェアーズ・コア S&P 500 ETF(IVV)に投資するだけの投資信託はありました。この投信の信託報酬は、投資先ETFの経費率を含めて、税抜0.57%程度となっていました。iFree S&P500インデックスという新顔の登場で、投信を使って、S&P500に投資する際のコストは2分の1以下に引き下げられます

おわりに

今後、iFreeに追従して何本か、S&P 500に連動するインデックスファンドが出てくるでしょうが、個人投資家の要望に応えて、日本で前例のないS&P 500インデックスファンドを世に送り出した大和証券投資信託委託の偉大さがそれで失われるわけではありません

私が投資信託を使って、S&P 500に投資することはおそらくないでしょう。しかし、インデックス投資人気の高まりを受けて、実用的なインデックス投資ツールがますます整備されていっている昨今の潮流には喜ばしいものを感じずにはいられません。

インデックス投資人口が増えれば、その分コストが下がる余地も生まれてきますし、多様な投資ニーズをカバーするために連動指数に多様性が出てきます。インデックス投資人口の増加には、長期投資を後押しする金融庁やインデックス投資ブロガーによる地道な情報発信活動が目に見えにくい形ではありますが、ポジティブな影響力を発揮しているでしょう。社会にインデックス投資を普及させようと奮闘してきた人々の強い意志に敬意を表して筆をおきたいと思います。

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