ついに、たわらから新興国株式が!3つの低ボラティリティ高配当戦略ファンドも!

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今年もたわらがやらかしてくれました!

たわら新興国株式登場近い模様
2月14日の安房さんのスクープでDIAMから「たわらノーロード 新興国株式」が出ることは確実となっていましたが、思ったよりも早くたわら新興国の登場となりました。

名誉ある初報は毎日、EDINETをチェックしていたらしいアウター・ガイさんです。

たわらノーロードに新興国株式とスマートベータ戦略「plus」3本の計4本が追加

ファンドの基本情報

ファンド名 たわらノーロード 新興国株式 たわらノーロードplus 国内株式高配当最小分散戦略 たわらノーロードplus 先進国株式低ボラティリティ高配当戦略 たわらノーロードplus 新興国株式低ボラティリティ高配当戦略
信託報酬(税抜)0.495%0.70%0.85%0.90%
信託財産留保額0.3%0.1%0.1%0.3%

海外ETFに投資するファンドオブファンズ方式で運用される「EXE-i 新興国株式ファンド」の信託報酬0.3904%(税込)には及びませんが、純粋なインデックスファンドとしては「たわらノーロード 新興国株式」の信託報酬は業界最安水準であることは間違いありません。

低コスト競争へのDIAMアセットマネジメントの本気度合いが推しはかられますね。

また、今回は同時に3種の低ボラティリティ高配当戦略も設定されるとのことなので、インデックスファンドの多様化を牽引していこうとする姿勢もみられます。

「新興国株式低ボラティリティ高配当戦略」に期待

信託報酬こそ、本家たわら新興国株式の0.495%より高い0.90%と割高感がありますが、未熟な市場の特性として高ボラティリティの宿命を背負っている新興国株式には低ボラティリティ戦略の相性がよさそうだと思います。

新興国株式の低ボラティリティファンドとして、海外ETFのEEMVがありますがこれはエイト証券からしか投資できません。

その点からしても、「たわらノーロードplus 新興国株式低ボラティリティ高配当戦略」のオリジナリティが際立ちます。

「たわら 新興国株式低ボラティリティ高配当戦略」は、新興国株式インカムプラスマザーファンドに投資するファンドとのことなので同じマザーファンドに投資する兄弟ファンド、「DIAM新興国株式インカムプラスファンド(ファンドラップ)」の中身を少し見てみましょう。

出所:DIAM新興国株式インカムプラスファンド(ファンドラップ)の月報

出所:DIAM新興国株式インカムプラスファンド(ファンドラップ)の月報

比較対象として、「SMT 新興国株式インデックス・オープン」の構成比も載せておきます。

出所:SMT 新興国株式インデックス・オープンの月次レポート

出所:SMT 新興国株式インデックス・オープンの月次レポート

インカムプラスとSMTでは、韓国と台湾の立ち位置が逆転していますね。

嫌韓派で台湾好きな人にはいいのかもしれません。

両ファンドの最大の違いは、電気通信サービスセクターの比率の違いだと思います。

時価総額比率のSMTだと7%程度に過ぎないのに対し、インカムプラスの方では21%と大幅にオーバーウエイトで投資しています。

確かに、一定の需要が常にある電気通信サービスセクターの比率を高めれば、値動きは安定しそうです。

生活必需品セクターとして、リスクを抑えつつリターンを高めることが期待される「食品・飲料・タバコ」セクターが5%から9.5%とオーバーウエイトされているのもうれしいところです。

直近の運用成績

将来、この勢いが続くかどうかは未知数ですが、年明け以降、インカムプラスは「MSCIエマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース、配当込み、 為替ヘッジなし)」に対して好成績なようです。

出所:DIAM新興国株式インカムプラスファンド(ファンドラップ)の月報

出所:DIAM新興国株式インカムプラスファンド(ファンドラップ)の月報

同じマザーファンドに投資するスマートベータファンドとして「たわらノーロードplus 新興国株式低ボラティリティ高配当戦略」には期待していきたいです。

おわりに

ネット専売でない都合上、低コスト競争に参加できないeMAXISは米国リートや欧州リート、豪州リートに投資するインデックスファンドを出すなど多様化路線を取ってきました。

しかし、どこか筋を外しているような感じもあり、私の興味は掻き立てられませんでした。

今回、低コストファンドの真打ちであるネット専用ファンドのたわらがスマートベータに積極的に乗り出してきてしまったので、今後eMAXISは苦戦を強いられそうです。

たわらの快進撃が投資信託界をどのように変革していくのか、楽しみですね。

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