2001-2015年を抜き出すと、新興国株式の国家別リターンは総じて高い

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【2001-2015年】先進国株式の国家別リターン
以前の投稿に引き続いて、Novel Investorのデータを見ていきます。
【引用元】Emerging Markets Performance ? Novel Investor
以下の図表では、2001年から2015年の期間をとって、新興国株式インデックスの国家別リターン(米ドル建て、配当込み)の変動がまとめられています。
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先進国がかつて経験したような飛躍的な成長が期待されて、新興国への投資ブームが起こった2000年代のリターンは総じて高い印象です。
先進国株式と同じく、毎年、順位はめまぐるしく変動していますから、コロコロ投資先を変える投資戦略がいかに難しいかわかります。
仮に、2011年の初めに100ドル相当をブラジル株式に投資して、2015年の終わりまで買い持ちしていたとすると、33.6ドルにまで目減りしてしまっています。
「リターンの上位に入る国に投資しようとしたら、下位に連続して入る国に投資していた」なんてことが、起こってしまいますから新興国投資における分散は、先進国への投資以上に重要だと思います。
以下は、2001年から2015年の期間内の国別の年率換算リターンと1年間の最高リターン・最低リターンがまとめられている表です。
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先進国株式のリターンと比べて全体的に高いリターンとなっているようですね。
とりわけ、インドネシアやタイは年利15%超えという、アブラっこい会社もびっくりなリターンとなっています(これが言いたかっただけ)。
ちなみに、『myINDEX 資産配分ツール』で、新興国株式インデックスと先進国株式インデックスの過去20年のリターンとリスクを見ると、新興国株式が先進国のそれよりもリスクが高いうえにリターンも低いという結果となっています。
理論的には、新興国株式は先進国株式を上回るリターンを出すとされていますが、それと引き換えにボラティリティも凶悪なものになるということでしょう。
新興国株式不要論なんていうのも一部ではあるみたいですが、今のように新興国株式に先進国株式と比較して、割安感がある状態だと、投資妙味はあると思うのですがどうでしょうか?
底値がどこかはわかりませんので、落ちるナイフをつかみに行くことになると思いますが、積立+長期投資の組み合わせなら恐怖感に見合うリターンは、将来的には提供されると考えています。

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