大型グロース株はポンカス

FTSE Russellのサイトをのぞいていたら、Russell/Nomura Japan Equity Indexes: 20 years of excellenceというPDFを発見しました。
それによると、1980年から2015年6月という期間を取った場合、日本株のリターンは小型株とバリュー株が大型株とグロース株を上回るリターンを上げていたようです。
以下は、サイズ・スタイル別のインデックスであるRussell/Nomura日本株インデックス・ シリーズを対象に、いくつかの期間を取ってリターンを年率換算した表です。
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この表を見ると、1980年から2000年の間はSmall cap全体のリターンが4.87%とTop cap全体の6.06%には負けてしまっています。
逆に、2001年から2015年の期間では、Small cap全体のリターンが6.90%でTop cap全体の1.77%に圧勝しています。
この両方の期間の合計では、Top cap全体は4.29%のリターン、Small cap全体のリターンは5.69%と小型株が優勢でした。
リターンを測定する期間によって、勝ったり負けたりという様相ですが、リスクを承知で市場平均を越えたい投資家にとってはねらい目だと思います。
バリュー株はすべての項目でグロース株を上回っているようなので、少なくともこの期間内では完勝といえるでしょう。
グロース株への投資は投資家が期待しているほどのリターンを上げられなかったことがわかります。
投資家の過大な成長期待に、企業業績の成長スピードが追い付いてこれなかったことがその要因でしょうか。
今現在の日本では、フィンテックだのブロックチェーンだのがはやりのテーマになって投資家の熱視線を集めているようですが、それらテーマ株の提供するリターンは、投資家をがっかりさせるものになるかもしれません。

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