「ちょっとは控えてくれよ、ニッポン!」黒田砲が逆噴射して、弾薬庫に誘爆→株価下落率NO.1へ

株安の中心地じゃないはずが

今週の日本株の下落は、なかなか急激でしたね。
日経平均株価は、週明け2月8日の始値で16620円、金曜日2月12日の終値は14952円と1668円も下落しましたから、ジェットコースター的な値動きに振り落された人も多いかと思います。
これまでは、原油安、中国・ブラジル・ロシアあたりの経済不振、ドイツ銀行を筆頭とする欧州の銀行の信用不安などの他国発の材料から日本の株安が導かれてきたような印象でした。
ですが、今週は一味違いましたね。
世界の株式、全面安の展開、世界景気懸念で売り広がる
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日本は唯一、株価指数の騰落率がマイナス2ケタ台の国となっています。
これは、黒田総裁が放ったマイナス金利砲(まだ発表段階の空砲、実弾投下は来週2月16日)が悪影響を及ぼしたとしか考えられないような気がします。
いつまで経っても成長政策に取り組まないアベノリスクと物価目標2%達成のため、何でもやってしまうクロダリスクが顕在化した形となります。
今後、外的な要因でのリスクオフの円高が進んでいけば、日本企業が海外で稼ぎ出す収益(円建て換算)には悪影響ですから、日経平均株価の回復はなかなか難しそうですね。

いつかは円高回帰のビッグウェーブが起こる

緊急市場調査:中国減速が根幹、ドル中期的に100円も=みずほ銀 唐鎌氏

「アベノミクスが盛り上がっている局面では『今後物価が上がり、購買力平価も、そのうち円安になるから問題ない。もはや経験則は通用しない』との見方が流布されてきたが、1月末、日銀は3度目の物価目標達成時期を先送りした。もうインフレが期待できないとなれば、『経験則が通用する世界』を想定すべきであり、購買力平価への回帰を想定したい」

「今回の相場は違う」という恒例の根拠なき楽観論が蔓延していた時期もあったのかもしれませんが、悲観派ばかりとなった今となっては過去の話ですね。
発言を引用した唐鎌大輔氏が予想するような円高回帰のビックウェーブが起こってしまったら、アベノミクス相場も終わりですね。
逆に、円の外国通貨に対する価値が強まるということでもありますから、海外投資を仕込むには格好のチャンスとなるでしょう。

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