星野泰平氏が立ち上げたドルコスト平均法協会の会員数が500名を突破したようです

星野泰平氏は積立投資のすべて終わりで大きく儲かる「つみたて投資」など積立投資系の著書を出していますので、名前を知っているインデックス投資家の方々も多いことでしょう。そんな星野氏が設立し、2016年2月から会員の募集を開始したドルコスト平均法協会の会員数が500名を突破したようです。

参考ドルコスト協会の会員が500名を突破しました

ドルコスト平均法協会とは

協会の設立理念は「ドルコスト社会の実現」とのことですので、星野氏が積立投資にかける情熱の高さがうかがえます。

参考協会について

ドルコスト平均法協会の会員となる資格を持つのは、業務としてドルコスト平均法に携わっている人だけです。そのため、入会金(税込)は5,400円、月会費(税込)は1,058円とお高めな価格設定となっています。

会員になると、星野氏が作成したドルコスト平均法コンテンツを閲覧・利用する権利が与えられ、ドルコスト平均法検定を受験することが可能となります。ドルコスト平均法検定の受験に際しては、受験料(税込)として2級で10,800円、1級で16,200円の費用が必要となります。お高い感じもしますが、金融関係の仕事についている人が箔付けのために受験する資格だと思えば、妥当なプライスに思えてきます。

ドルコスト平均法はいい商売道具になる

星野氏は、9月と10月に『世界経済の成長力をわかりやすく伝える力』セミナーを実施しているようです。3時間で5,400円の参加費を徴収するセミナーの宣伝ページは、どことなく胡散臭い感じもしますので、気になる方は確認してみてください(参加者から寄せられた感想ペーパーの画像がびっしりと貼られているからかもしれません)。

参考【9月10月】『世界経済の成長力をわかりやすく伝える力』セミナー【好反響】

私は、今の金融業界に求められるのはドルコスト平均法の伝道者ではなく、相談相手のニーズを見極めて、資産の運用をしないというアドバイスのできる人材だと考えています。

暴落相場に直面しようとも、リカバリーの効く資産形成層の勤労者には毎月の収入が入るたびに、株式や債券ファンドに資金を投入していくドルコスト平均法が有効な投資手法となります。その一方で、老齢で勤労報酬を見込むことができず、投資経験もないうえに、リスク許容度が低いという人には、リスク資産での運用をすべきでないという助言をすることが最善の選択となる場合があります。

ドルコスト平均法協会の系列となる安藤塾なるセミナーでは、ドルコストセールスやらドルコストセリングやらを謳っているようですが、証券会社や銀行がこれまで行ってきた投資信託の押し売りとは違った形で、ドルコストの宣教師たちによる積立投資ビジネスの過熱化が起こってしまうことがないことを祈っています。

参考安藤さんからのメッセージ:安藤塾を開催する理由

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コメント

  1. 匿名 より:

    これは完全に「協会ビジネス」ですね 笑笑
    会費による定期的な収入に加え、検定料収入、講演会収入、また何らかのイベントに会員を派遣した際のマネジメントフィー、看板を使って業務をする際のライセンスフィーなどなど
    頭の良い人は必ずこのような協会を設立します。

  2. わかま屋 より:

    コメントありがとうございます。

    積立投資本を販売するより、協会を立ち上げて、セミナービジネスに励んだ方が実入りはよさそうではあります。ゴールドラッシュで一番儲けたのは金鉱夫ではなく、つるはしを作った人という逸話もありますから、積立投資ブームに乗って儲けるには、このやり方が適しているのでしょう。