【格言】米国株インフルエンサー、投資カービィ氏を救いたい

日本における米国株界隈は、売買コストの引き下げや米国株相場の上昇により、すそ野を広げてきました。こうして勃興した米国株界隈のインフルエンサーの一人が投資カービィ氏です。

投資カービィ氏のTwitterでのフォロワー数は3万4000人を超えています。このフォロワー数は、インデックス投資ブロガー界の大御所、水瀬ケンイチさん(フォロワー数13,560人)や米国株ブロガー界随一の聖人であるたぱぞうさん(フォロワー数13,391人)を大きく上回っています

投資カービィ氏はnoteで有料記事を販売しています。

個人投資家は、ブログで取り上げないのが私の基本的なポリシーですが、情報商材屋であれば、話は別です。

投資カービィ氏の傑出した言葉の力

両者と投資カービィ氏のフォロワー数の差を広げた要因は何でしょうか。私は、投資カービィ氏は、ツイートの内容を意図的に断言型にすることで、言葉に強い力を持たせているとみています。

相場の世界は、「一寸先は闇」という言葉で形容するのがふさわしい不透明さを持っています。不透明で先が見通しにくい世界では、自らの足で立つ力を持たない弱者ほど、不安に駆られがちです。そこに救済者(「師匠」)として、投資カービィ氏が現れ、断言型の力強い言葉によって弱者を安心させます

不思議なほどに熱心な投資カービィ氏の崇拝者が現れる現象の裏には、このメカニズムが働いているのでしょう。

集中投資をやたらと推奨する格言には同調しがたい

投資カービィ氏は米国ハイテク株で成功されたためか、集中投資をかなり強く推奨しています。


私はこのような主張は眉唾物だと思っています。太平洋戦争期のミッドウェー海戦のように、有利な戦力をもって全面決戦に臨んだ結果、大敗した例は枚挙にいとまがありません。歴史的大勝というコインの裏側には、必ず歴史的大敗が描かれています

投資カービィ氏の上記のツイートからは、「カエサルやアレクサンドロスのような将器を持っているなら集中投資せよ。さもなければ分散投資せよ」というメッセージしか受け取ることができません。

謙虚さを忘れ、攻撃的になった投資カービィ氏を救いたい


投資カービィ氏とチョコ氏は同じ米国株インフルエンサーとして、盟友的な存在だと目されてきました。しかし、ここにきて投資カービィ氏が先制攻撃的に両者の関係を断ち切る動きを見せています。

現在、投資カービィ氏のタイムラインは、チョコ氏を批判する投資カービィ氏のツイートとその動きに付和雷同する支持者のツイートの(投資カービィ氏による)リツイートであふれかえっています。独ソ戦で展開された絶滅戦争をほうふつとさせる地獄絵図がそこには広がっています

確かにチョコ氏の最近の記事のアフィリエイト・シフト(米国株ブログにもかかわらず、ひふみ投信をやたらと推奨する)は顕著なものがあります。しかしながら、ここまで強硬な批判を行うのは、他者に対する敬意と寛容の精神を失っているといわざるを得ません

私は、投資カービィ氏への断罪を求めるものではありません。彼の魂が憎悪にとらわれるのを防ぎたい、ただその一心でこの記事を執筆しました。